個人向け国債とネット銀行定期預金、中途解約の場合

ではこの2つを中途解約した場合、どちらが損なのかも検証しましょう。
条件は上と同じで元本100万円。個人向け国債5年固定とオリックス銀行5年定期預金を3年で中途解約した場合はどうなのでしょうか。

・個人向け国債…直近の利子2回分×税込利子額が差し引かれます。
・ネット定期…「※中途解約利率」が適用され預入当初から低い利率で計算されます。

※この中途解約利率は元本や当初の預入期間、中途解約の時期などによって10%~50%に変動します。

個人向け国債のペナルティは0.05%、この場合は250円×2=500円。
定期(オリックス)の中途解約利率は0.28%の40%で0.112%です。この0.112%が年利として計算されます。




【個人国債】 (元本100万円)+(利息3年1500円)-(ペナルティの利子2回分500円)=1,001,000円(利益は1000円)

【ネット定期】 (元本100万円)+{(中途解約利率0.00112×100万円)×3年}=1,003,360円(利益は3360円)

中途解約の場合でもネット定期の方が利益が多いことがわかりました。資金が100万円以上ある場合は国債よりもネット定期が投資としての魅力がありそうです。ただし、この中途解約に対しての規約やネット銀行定期預金の年利は、銀行によって大きく違うのが現状です。

上記の例は比較的年利の良いオリックス銀行の例です。ほかのネットバンクではかなり事情も変わってくるためどちらが良いかは一概に言えないところです。